0:30 痛みが尿管の中を上下します。例えば尿管結石を経験した方ならわかると思いますが、石であれば尿管をじりじり下って、膀胱に達したところで痛みは治まります。それが、痛みが膀胱に出るかな…と思ったら逆流して元に戻ってしまうのです。これではまるで果てしのない拷問です。
「レバー」とやらが行ったり来たりしているのではないでしょうか?ナースステーションへ行って聞いてみますが、やはりステントの影響だということでした。
痛み止めをもう一度飲むには、あと5時間くらい間をおかないとダメだそうです。でも座薬なら使えるとのことで、ちょっと欲しいと思いつつ、先に飲んだ痛み止めが効くことを願って退散。寝ます。
6:20 尿意で目覚めます。痛みは治まっていました。ステントが入ったあたりに痛みの名残りがありますが、ほっと一息。しかし毎日これではたまりません。そのうち馴染むのでしょうが、そうでなければステントをとっとと抜いてもらえないでしょうか。
7:45 朝食。
8:10 朝食後の抗生剤。
8:30 回診。回診は「ラウンド」というらしい。退院する?と聞かれ、しますと答えます。微妙なところは自分で決めていいようです。確かに痛みなど不安な点はあるので。明日退院決定。
8:50 看護師さんが病室に来られて採血。
10:00 入浴、はまだダメなのでシャワーです。久しぶりです。入院初日以来、というとキタネエと思われるでしょうが、体と、頭もおしぼりでゴシゴシ拭いてはいたので、意外と入浴を欲してはいませんでした。他人からどう見られるのか(臭うのか)は知りませんが。
背中の頑強なガーゼ固定をベリベリはがしてもらいます。けっこう血尿で濡れています。シャワーが終わったらまた付け直すとのこと。
風呂場の鏡で背中の傷を見てみます。1〜2cmくらいでしょうか。かさぶたになっているようですが、鏡が曇ってよくわかりません。おそるおそる触ってみると、傷を中心にぽっこり盛り上がっています。とにかく1週間ぶりのシャワー。さすがに気持ちよかったです。
11:15 検温。血圧。傷は閉じている模様。でも再び開いて漏れ出てくることがあるそうなので、念のためガーゼを当ててもらいます。
11:45 昼食。粕汁がでましたがこれ、僅かとはいえアルコールが入っているのでは?いいのかしら。初めて豚肉が入ってました。
12:10 食後の薬。
12:30 昼寝。
14:00 起きる。
14:20 検温。血圧。微熱あり。
15:40 くしゃみが出そうになり、背中を気にして力を抜くと、出る直前萎むように止まってしまいました。どういう仕掛けなのでしょうか。人体の不思議です。
16:40 退院後にもらう薬の説明を、薬剤師さんから受けます。抗生剤セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg朝昼晩3日分と鎮痛剤ロキソプロフェンNa錠60mg。鎮痛剤は念のため。
17:40 夕食。
18:00 薬飲む。先にもらっていた抗生剤終了。
19:00 荷物を少しまとめる。
19:20 医師から説明。今朝の採血の結果、基本問題はないが、腎機能は少し落ちていて、これが元に戻ることはなく、これ以上悪くならないようにしていくのが今後の方針である、と。でも手術したばっかりだから機能も落ちるだろうと思うのですが、そういうことではないのでしょうね。血を取るだけでいろいろわかるものです。
20:20 検温。微熱あり。背中からの漏れは見られないのでガーゼを外してしまいます。引っかき傷があったらしく、かゆくて掻いていたのがバレました。かゆみ止めを塗っていただきます。トイレに行くごとにずっと測っていた尿量も、退院するのにもういいとのことで終了。ちなみに尿は赤いまま。それより今日は痛みが出なければいいのですが。一応痛み止めを貰っておきます。