【痛風・結石の合併】ESWL後、尿管ステントを抜去したら、石がザラザラ出てきた

尿管ステントを抜去、つまり抜き去って、1週間くらいの内のことですが、体外衝撃波結石破砕術=ESWLによって砕かれた結石が、もうザラザラ出てきます。

ザラザラというのは今までと比べて、ということなので大げさかもしれませんが、大きさといい量といい、これまでとはかなり違います。

ステントを抜いたから石が通りやすくなったのか、今飲んでいる薬「ウロカルン」が効いているのか、それとも砕けた量が多かったのか…とにかくたくさん出てくるので気持ちいいです。


出てくる際の痛みはなぜか、ほとんどありません。尿管が広がったのでしょうか?
前の外来診察のレントゲンで、腎臓の中に5mmほどの結石が残っているのを見たとき、これが尿管を通るときはかなり痛むのではないだろうか? と恐れおののいたのですが、どうやら大丈夫なようです。現時点では。

5mmに見えた石はおそらく、レントゲンではかたまりでしたが、実は砕けた石がそこに集まっていただけで、きっとそれがばらけて出てきたのでしょう。そうに違いありません。そうであって欲しい。まさか5mmがまだ残っているなんて…思いたくもありません。

出てきた石の大きさは2〜3mmくらいのものが、ちゃんと数えていませんが、合計4〜5つほどあったように思います。そのほか細かい石も多数。つまり5mmの大きさはゆうに超えているわけで、レントゲンで見た5mmが実は砕けていたのでは?と思う根拠はここにあります。


しかし出てきた結石を見ていると、なんというか、ちょっと汚いですが、でっかい耳垢がとれたときのように、しげしげと眺めてしまいます。なんとなくいとおしいと言うか。

便器の底にばらけて沈んだ石たちを見ていると、記念に置いておきたくなります。仮にも自分の体の中でできたモノで、体の一部ですから。

しかしそこで手を突っ込むのも躊躇されて、底まで流れていかなかった中でも大きいモノをひと粒、拾い上げて記念に置いてあります。あとはもったいないと思いながらジャーと流してしまいました。

もし5mmが出てきたら、それは手を突っ込んででも記念に置いておくようにします。

処方された薬「ウロカルン」はひと月分あるので、それくらいの間はまだ何か出てくるのだろう、と思っておきます。