《痛風外来》03〜結石の治療がすんでから薬物治療を開始することに

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腎臓にできていた結石が思いのほか悪かったので、正直、その分痛風へ取り組む気持ちが緩んでいます。ここでもう一度痛風発作でもおこれば慌てて向き合うのでしょうが、今は喉元過ぎたというか、油断しちゃってます。この病気の性質上つねに緊張感を持てというのもなかなか難しいのですが、よくない傾向です。

本日3度目の痛風外来です。本来ならそろそろ尿酸値を下げるために薬物治療を始める頃でしょうが、結石にカタがついてからにしようか、ということで今日は特になにもナシ。採尿、採血だけで終わりました。尿酸値は10.5mg/dL。今までにない高い値を叩き出しました。新記録です。油断の結果ということでしょうか…

あと「クレアチニン」の数値が少し高めでした。数値は1.17mg/dLです。で、クレアチニンって何?

クレアチニンは筋肉に含まれているタンパク質の老廃物。本来は、尿素窒素と同様に腎臓の糸球体でろ過され尿中に排泄されますが、腎臓の機能が低下すると尿中に排泄される量が減少し、血液中にクレアチニンが溜まります。腎臓の機能の低下とともに、血清クレアチニンの値は高くなってきます。ただし、初期の腎臓病の診断には不十分な場合があります。

一般社団法人 全国腎臓病協議会 より

ということです。少し腎臓の機能が低下しているということですね。結石が影響しているのでしょうか。ただサイトによって血清クレアチニンの正常値というものが1.2mg/dL以下だったり、1.13mg/dL以下だったり、1.09mg/dL以下だったり、マチマチなのはなぜでしょう?何か別のものを見ているのでしょうか?よくわかりません。

尿酸値を下げる薬物治療を始めるにしても、結石への影響がでないようにゆる〜く始める、ということでした。どっちにしろ年が開けて、結石の治療を終えてからのことです。気長に、さりとて気持ちを緩めすぎずにいきましょう。