【痛風・結石の合併】経皮的結石除去術(PNL)退院後、初の外来受診。右腎臓の結石は衝撃波(ESWL)で砕くことに

腎臓

左腎臓の内視鏡手術=経皮的結石除去術(PNL)から退院した日、シャワーを浴びたら背中の傷口が開いてしまい、血がたらたらと漏れ出てきました。傷がふやけたからでしょうか。止まるのに5〜6時間。でも量は少なめでした。
入院中も退院してからも、尿にはずっと血が混じっていました。あるとき止まったな、と思ったらまた混じったり、それでも退院3日目にはピタッとなくなりました。もちろん見た目の上なので、実際は混じっているのでしょうが。
退院後は痛みもなく、大きな問題はありませんでした。そして今日、経過を見るために、残された右の腎臓の結石をどうするのかを決めるために、病院へと赴きます。

採尿とレントゲン検査。結果、採尿については何にも言われませんでした。私も忘れてました。問題なしということでしょう。レントゲンも異常なし。左に石はなし。よかったよかった。次は、ステントを入れっぱなしにしている右の腎臓をやっつける算段です。
右の腎臓の中には、以前にステントで押しのけた大きい結石がまだそのまま残っているので、これも左同様、砕いて取り除かないといけません。砕く方法は例によって、

  1. 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)〜外から衝撃波で結石を砕く
  2. 径尿道的結石除去術(TUL)〜内視鏡を尿道から入れてレーザーで砕く
  3. 経皮的結石除去術(PNL)〜腰のあたりを小さく切開して内視鏡を挿入し、結石を砕く

の3つがあります。1.のESWLが体への負担、感染症のリスクなどが最も小さく、3.のPNLが最も大きくなります。
まず、先日おこなった3.PNLを、次回もする必要はありません。左腎臓のときのように、尿管の入り口が結石でふさがっているわけではないので、尿道から内視鏡を入れる2.TULが行えるからです。では1.ESWL2.TULのどちらにするか。
体への負担、感染症などのリスクを考えると体の外から衝撃波を当てる1.ESWLがいいのですが、これだと1回の施術ではすべての石を取りきれないらしく、おそらく2回おこなうことになるようです。1回目から2週間ほどあけて、砕いた石を自然排出させてから2回目を行うと。つまり全部終わるまでに時間がかかる、というのがデメリット。あと結石の場所によっては衝撃波が届かず、砕くことができずに残る場合があるそうです。
2.のTULなら残さず結石が取りきれるのと、1回で終わるので早いのですが、感染症などいろいろリスクは高まります。ちなみに私がやってもらった3.PNLでは感染症は出なかったのですが、これは珍しい部類に入るそうです。ラッキーだったみたい。
で、どちらにするかを選ぶのですが、自分としては全身麻酔も内視鏡も一応(無意識ながら)体験できたし、尿道からはこないだステント突っ込まれたし、じゃあ次のパターンとしては衝撃波=ESWLが毛色が違ってていいのかなあと思い、そっちにしました。第一痛くなさそうだし。前のは怖かったし。ということで決定。1泊の入院です。

ところで今、ステントが左右の尿管に入っていますが、もう左は抜いちゃっていい状態です。今日抜いてもらうつもりで行ったのですが、右が終わってから一緒に抜くということになりました。入れるときはそこそこ痛かったのですが、抜くときもちょっと痛いらしいです。痛いのはまとめて一度で、ということです。入れたとき、よっぽど痛がっていたのでしょう。気を使っていただいて助かります。

ではここで一句。

こりゃ楽だ 気をゆるめたら 落とし穴

でもまだ何かおそろしいことが起こるような気が…(疑心暗鬼)