《痛風外来》05〜尿酸の生成を抑える薬・トピロリックの効果絶大?

検尿カップ

退院したと思ったらまた病院です。本来?の痛風外来へ行きます。

いつも通り採血を行い、尿を採ります。尿を見ると色が少し赤く感じられます。腎臓の結石を衝撃波で砕くESWLをこないだやったばかりなので、その影響かもしれません。でも血は止まっていたはずですが…まあ気にしません。
血液検査の結果、尿酸値はなんと5.9mg/dL。基準の7.0より下です。前回が7.3だったのでかなり下がっています。
尿酸の生成を抑える「トピロリック」という薬を使いはじめてからの1ヶ月目の数値ですから、薬の効果があったということでしょう。
でも、トピロリックのいちばん緩いやつを、さらに通常の半分しか飲んでいないのに、なんだか効きすぎているような気がしないでもありません。もしかしたらここ3〜4日お酒を飲んでいないので、その影響もあるのでしょうか? そうすると、薬を飲むよりお酒をもっと控えた方が効果ありそうです。

先生は、数値も下がったことだし、薬の量はそのままにして、今までひと月間隔だった通院を、ひと月半に伸ばして様子を見ていこう、とおっしゃいました。それで問題なければ間隔をふた月とかにだんだん伸ばしていくそうです。通院の手間は省けますね。
痛風を引き起こす尿酸塩の結晶は(ちゃんと検査したわけではありませんが)まだ体内の関節などに残っているはずだから、今後尿酸値を徐々に下げて、尿酸塩結晶をゆっくり溶かしていく、というプランだそうです。
そういえば、尿酸値を急激に下げると痛風発作が起こりやすくなる傾向がありますが、幸いにも私には起こりませんでした。急激という下がり方ではなかったのか、なぜかうまく回避できたのか、どちらなのでしょう?

尿酸値が6.0mg/dL以下になれば尿酸塩結晶が溶け出すと言われています。ここまで下がれば一応の目標は達成です。でも完治したというわけではありません。あくまで薬で抑えているだけで、薬をやめれば元どおりです。これからずっと薬を飲み続けないといけないとは、気の長い話です。
トピロリックは市販されていないので、病院で処方してもらう他ありません。勝手に買えれば手間がかからなくていいように思えますが、分量にもコツがいるようですから、どちらにしろお医者さんにはかからないとダメですね。

そういえば毎回尿を採りますが、話題になったことは一度もありません。血が出たときぐらいちょっとは触れてくださいよ。